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Japanese Red Cross Society

老健が奨励賞を受賞しました

2018年11月6日

昨年7月27日・28日に愛媛県松山市で第28回全国介護老人保健施設大会が開催され、多可赤十字老人保健施設からもスタッフが参加しました。

大会では、人生の最終段階における多職種協働のケアに関する発表を3題行いました。 3題とも28年度に老人保健施設全職員で学び実践したことを様々な切り口でまとめ、参加者との意見交換ができました。

その結果、「最期まで利用者と家族に寄り添う~支えに注目し、多職種での取り組み~」と題して管理的視点でまとめ発表した演題が、優秀と認められ奨励賞をいただきました。 取り組み期間中は読売テレビの取材が入り、職員の精神的負担も大きかったことを思い出したと共に、職員皆に支えられ実践・発表できたことに感謝しています。

(一昨年の第27回大会においても、認知症ケアに関する演題発表でスタッフが奨励賞を受賞しています。)

去る10月18日の第29回大会で表彰され、当院地域医療支援センターにおいて賞状が伝達され、みなで喜びを分かち合いました。

奨励賞の名に恥じないよう、今後も更なるケアの質向上を目指していきたいと思います。

看護副部長 畑中活子

多可赤十字病院にベトナムから視察団が来ました

2018年10月25日

ベトナムの現在の人口は9300万人余り、人口ピラミッドは1976年当時の日本と似かよっており、また戦争が済んで1946年に経済復興が始まった日本と、ベトナム戦争が終わって1986年にドイモイ政策(経済開放)が始まったベトナムを比較すると、少子高齢化で苦しみ始めた現在の日本は40年後のベトナムの姿のように見えます。ベトナムでも子供達は都会に出て行きはじめ、高齢者の介護が問題になり始めているそうです。

8月に松浦名誉院長らの一行が文部科学省関連のJAVINET( Japan-Vietnam Network ) の事業でベトナムを訪問されました。そのプロジェクトの目的は「健康と高齢者の分野におけるベトナムと日本の連携のあり方を探る」と言うもので、松浦名誉院長の訪越をきっかけにベトナムにおける高齢者ケアをめぐる連携事業計画が立ち上がりました。

早速10月25日木曜に、ベトナムのベンチエ省(省とは日本で言う県に相当します)からベトナム共産党中央委員会ベンチエ省委員会党務副書記 ファン・ヴァン・マイ氏を団長とする総勢20名の視察団が地域包括ケアシステムの進んだ多可町の介護施設等の視察に来られ、多可赤十字病院には地域医療支援センター及び老健の見学とミーテイングのために訪問されました。

今回の連携事業計画は、日本に留学し長年日本で仕事をされ、日越の交流促進に貢献し旭日小綬賞の叙勲も受けられ、現在はKANSAI観光大使もされているベトナム・ミントラン社の社長である親日家グエン・トリ・ユン氏や松浦名誉院長が中心となって、ベトナムの介護指導者を育て介護施設などベトナムにふさわしい高齢者ケア開発に向けて取り組もうということのようです。そのベトナムでの介護福祉の指導者となれるような人材を我が多可町全体で育てようという方向に進みかけています。

一方日本政府は介護人材の不足から外国人技能実習制度などを使ってベトナムなど外国人労働力に頼ろうとしていますが、ベトナムも近いうちに人材不足になっていくと予想されます。そのような安易な外国人労働力の輸入ではなく、ベトナムでの介護福祉のリーダーを育てるというベトナムの将来に貢献する計画であれば、日本赤十字社としても積極的に応援する意義があると思いますし、多可赤十字病院が中心になってこの地域全体で最大限協力したいと考えます。

最終的にはベトナムに地域包括ケアシステムを構築していくことだと考えますので、多可町上げて、介護福祉施設だけではなく、住民の皆さんのご協力が不可欠です。その機会が参りましたら多可町の皆様の盛大な応援とご協力をお願いいたします。

院長 西村一男

狸の楽隊・歳時記

2018年9月3日

病院ボランティアの方が三階病棟のデイルームのディスプレイを新しくして下さいました。

一つは、満月の夜に音楽会をもよおす狸の楽隊です。

そしてもう一つは、2016年8月から2018年8月までの絵手紙の歳時記です。

心和む楽しい作品を有難うございます。

三階病棟 師長 内山弘子

ヒポクラテスの木

2018年8月29日

病院駐車場の南東隅にプラタナス(鈴掛の木)があります。この木が「ヒポクラテスの木」と呼ばれる由緒ある木であることをご存知でしょうか。

ヒポクラテスは、紀元前460年に古代ギリシャに生まれた医師で、病人についての観察や経験を重んじ、当時の医術を集大成した人です。医学界では「医学の父」、「医聖」と呼ばれて尊敬され、今でも「ヒポクラテスの誓い」が医師の倫理として受け継がれています。

彼の生誕の地であるギリシャのコス島には、樹齢3000年くらいのプラタナスの巨木があり、2400年前にヒポクラテスがその木陰で弟子たちに医学を教えたととして、「ヒポクラテスの木」と呼ばれています。

ヒポクラテスの木は、世界中の医学関係者によって、その子孫(株分けされたものや種実)が持ち帰られ、さまざまな病院や医学校に植えられています。日本にもいくつかの経路によって渡来しており、100株近くが現存すると推測されています。

日本赤十字社では、1977年の日本赤十字社創立100周年を記念して、ギリシャ赤十字から寄贈を受けて、全国の赤十字病院にヒポクラテスの木を配布しました。

当院へは、1978年に日本赤十字社病院長連盟から記念樹として贈られてきました。そして、病院東側の敷地内に植えられ、順調に育っていましたが、1994年頃の台風により倒れてしまいました。しかし、当時の職員が大切な木であることからその枝を数本挿し木したところ、その内の1本が根を付け、それを病院駐車場横に植樹しました。

その木は順調に育っていましたが、2017年10月の台風23号の強風により途中から折れてしまいました。折れた部分からの浸水を懸念し、根元から伐採することも検討しましたが、貴重な記念樹であることから折れた部分からの伐採にとどめたところ、今年は新芽も出てきており、今も元気な姿を見せています。

災害にもめげず、元気に持ちこたえているヒポクラテスの木は当院を象徴するような存在だなと感激した次第です。そしておそらく本家のヒポクラテスの木と同じDNAを持っていると思います。是非皆様も一度ご覧下さい。(玄関から見て駐車場左端の木がそれです。)

院長 西村一男

病院ボランティア(草刈り)

2018年8月6日

N.P.O. ぢ~ばの皆さんがボランティアで病院と老人保健施設の草刈りをして下さいました。

暑い中、本当にありがとうございました。