2022年2月2日

令和4年2月1日、多可赤十字老人保健施設の2階に「多可赤十字介護医療院」を開設し、同日、開所式を行いました。

開所式には地域を代表して多可町から吉田一四町長をお招きしましたが、現在、新型コロナウイルス感染症が爆発的な勢いで拡大していますので、感染対策に十分配慮し、簡易なセレモニーとしました。

介護医療院とは？

この介護医療院という施設は、2025年に向けて慢性期の医療ニーズが変わってゆくことに対応し、医療・介護サービス提供体制を構築するための具体的な改革策の一つで、「医療の必要な要介護者の長期療養・生活施設」の役割を担うことを目的として平成30年4月に創設された制度です。

「医療」及び「介護」の両方が必要とされる高齢者に対応するため、「日常的な医学管理（例えば、喀痰吸引や経管栄養等）」や「看取りやターミナルケア」等の機能と「生活施設」としての機能を兼ね備えています。

多可赤十字介護医療院の特徴

多可赤十字介護医療院は、北播磨圏域内では初めて、県内全体では22番目の介護医療院となります。

施設の特徴は、老人保健施設が1階（35床）にあり、敷地内にある多可赤十字病院をはじめ、他の医療機関とも連携を図っていくため、医療が充実しているところです。

今後、さらに地域社会から愛され信頼される赤十字施設を目指していきます。

施設概要

入所定員：47名（4人部屋11室、個室3室）