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看護部

看護部長からのご挨拶

医療と介護の途切れのない看護の実践

多可町は、地域の高齢化、人口減少が進み、支える医療・慢性期看護の重要性が高くなっています。地域住民の抱える課題に向けて医療現場、介護現場、行政の看護の代表者が多可町看護連携プロジェクトを立ち上げ、問題に対応することができるよう、「ネットワークづくり事業」に取り組んでいます。

その活動のひとつとして「医療-介護連携研修」を企画し、医療と介護の現場で活躍する看護師同士が互いを知ることを目標とした実施研修の開催を通して、互いに顔の見える関係性を構築し、学びと実践の共有会を開催しています。この研修は、領域や専門性にこだわることなく、途切れることのないケアの提供を考えることができる看護師の育成につながっています。医療と介護、双方の視点を持つ看護師は地域包括ケアを担うキーパーソンになると考えます。

今後は、研修を修了した看護師をHealth Care Link Nurseとして多可町内で認定し、その活動を期待し、支援していきます。

私たちは「医療と介護の途切れない看護」を目指していきます。

2019 年 4 月 1 日
看護部長 森本 敦子

当院の特色と看護部

特色

当院は、平成24年4月から総合診療科と一体になった地域医療支援センターを立ち上げ、
複合的な問題を抱えた患者さまに、医療・介護・福祉が一体となり、連携・協働した総合的なケアを行っています。

高齢者が多い多可町では、大きな問題となっているのが認知症の問題です。
そこで、平成25年4月には、「もの忘れ・こころ外来」を開設しました。

認知症を早期に発見し、適切な診断・治療を行っていきます。 認知症になっても住みなれた地域で尊厳を持ちながら穏やかに生活できるように、多可町地域包括ケア連絡協議会を立ち上げ、地域全体で支えていく体制作りに取り組んでいます。

もう一つの問題は、要介護高齢者の医療対応です。 摂食嚥下障害等により、中心静脈栄養や胃ろうの造設により、施設や在宅への復帰が困難で、遠方の療養病棟に転院をせざるを得ないケースが多くなってきました。

そこで最後まで住み慣れた地域で医療対応を希望される地域住民のニーズに応えられるように、平成26年5月に、23床の療養病棟を開設しましました。

看護部は、在宅高齢者の健康状態を基準においた看護を展開し、高齢者が自分らしく主体的に生活し、活き活きとした毎日を過ごせる看護を目指し、多職種との機能を連携強化し、高齢者ケアの質向上に取り組んでいます。
また、赤十字病院の使命でもある災害救護活動や赤十字講習会にも力を入れ、地域のニーズに応えられるよう努力しています。

外来

当院外来は予約制(内科 外科 眼科 整形外科)を導入しています。もちろん予約なくても受診できます。

通常の診療のほかに、健康診断、人間ドック、特定健診、小児発達専門外来、乳がん検診(マンモグラフィ、乳腺エコー)、子宮がん検診、心臓エコー検査、 消化管内視鏡検査、各種予防接種も実施しています。

平成21年4月に禁煙外来を開設しましたが、反響が大きく、この地域の方の健康に対する関心の高さが伺えます。 無理なく禁煙が出来、健康的な生活が出来るように支援しています。

また、外来に保健師を配置し、保健指導や保健相談にも随時対応しています。

私たち外来スタッフは、患者様が安心して診療や検査を受けていただけるよう、親切で丁寧な対応を心がけています。

一般病棟(54床)(一般病床36床・地域包括ケア病床18床)

≪一般病床≫
内科、総合診療科、外科、泌尿器科、整形外科の混合病棟です。入院から多職種とチーム連携を図り、患者様中心の医療を実践できるよう日々努力しています。治療においては、皮膚科、精神科、歯科、婦人科の医師とも連携を図っています。また、退院時に患者様が安心して地域で生活できるように、入院から患者・家族の方と共に相談・検討が行えるよう家族看護を大切にし、さらに高齢患者様のADLの維持・向上に支援できるよう高齢者ケアの充実を目標に取り組んでします。

≪地域包括ケア病床≫
急性期医療後、身体機能の回復を行いながら、疾患を抱えながらも在宅復帰に向けた心身の準備をする生活支援型医療・看護・リハビリを提供する病床です。
院内・地域の多職種と連携・協働し、患者様の在宅(施設)療養復帰を目指し支援しています。

回復期リハビリテーション病棟(33床)

回復期リハビリテーション病棟は平成21年に開設。脳卒中、骨折等の疾患のある方が早期に家庭復帰をして頂けるようにスタッフ全員が頑張っています。

日常生活動作(ADL)の向上、寝たきり防止、家庭復帰、社会復帰を目的とし、集中的にリハビリテーションを実施しています。 医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・社会福祉士・介護福祉士・看護助手・栄養士・薬剤師等と協力し、 お一人おひとりの取り巻く環境にあわせた問題や目標が共有できるように、患者・家族の方々にも話し合いの場に参加いただいています。 訓練室での「できる日常生活動作」を生活の場での「している日常生活動作」にするとともに、退院後の生活に不安がないよう住宅改修等のアドバイス、介護保険の在宅サービス機関等と連携をしています。

季節ごとのイベントやレクレーション・ゲームを通じ、入院生活が楽しくイキイキと過ごせるようにと、取り組んでいます。

療養病棟(23床)

療養病棟とは、急性期での治療が終り、状態が安定している方で医療的な管理が必要な方を対象とした病棟です。療養病棟では、医療的な管理や健康状態の管理、日常生活動作の援助や日常動作リハビリなどを行います。また、多職種と連携し、「その人らしく」生きることができるよう日々のケアやかかわりを大切にしています。さらに、住み慣れた場所で過ごせるよう在宅療養に向けて支援しています。

在職看護師の声

ママさんナースの声(看護師:一般病棟)

ママさんナースの声
子ども1人の時は、なんとか仕事と育児を両立していましたが、子どもが2人に増え、仕事と育児の両立が困難となり、一時は仕事を辞めることを考えましたが、 育児支援制度があると知り利用させていただいています。そのおかげで、子どもと接する時間も増え、仕事も職場の人に助けてもらいながら、 楽しく仕事を続けさせてもらっています。

回復期リハビリ病棟ナースの声(看護師:回復期リハ病棟)

回復期リハビリテーション病棟では、退院後の生活を見据え、多職種で患者家族様と共に問題を共有し、 「できるリハビリ」から「しているリハビリ」を目指して取り組んでいます。

スタッフ看護師の声(看護師:回復期リハ病棟)

患者様は、障害・痛みに耐え、日々リハビリに取り組んでおられます。 その人その人が問題とされていることを、多職種間が協同し患者様と共に考え、改善方法を見い出しています。 退院される患者様に寄り添い看護できることに、大変やりがいを感じています。

新人ナースの声(看護師:一般病棟)

私は老年看護に興味があり高齢者の多い多可町での老年看護に携わりたいという思いから入職を決めました。入院中はもちろん、退院後の生活を見据えた関わりができ、日々多くのことを学べ、やりがいを感じています。老年看護や地域包括ケアに取り組みたいと考えている方、ぜひ、一緒に働きましょう。

中途採用ナース(看護師:回復期リハ病棟)

スタッフの皆さんは、セラピストの方とお互いに意見を出し合い、患者様にとって何が最良な方法か活発なディスカッションを行っておられます。 その姿に感嘆するとともに私も早くそうなりたいと思い、日々業務に励んでいます。

回復期リハビリテーション病棟では、四季を感じ日々の生活を楽しく過ごしていただけるように、四季折々のディスプレーをしたり、 ひな祭り 七夕会 クリスマス会等行事を開催し患者様と共に楽しんでいます。

多可赤十字病院