介護医療院
ごあいさつ
多可赤十字介護医療院は、伝統ある多可赤十字老人保健施設から2022(令和4)年に分離独立して開設された介護医療院です。
介護医療院の理念
「介護医療院」は「住まいと生活を医療が支える新たなモデル」として創設された施設であり、「利用者の尊厳の保持」と「自立支援」を理念に掲げ、「地域に貢献し地域に開かれた交流施設」として役割を担うことが期待されています。
また、「看取り・ターミナル」を支えることも重要な役割となっています。
施設概要
- 開設者 :
- 日本赤十字社
社長 清家 篤 - 所長 :
- 武市 佳純
- 入所定員 :
- 47 人(4人部屋11室、個室3室)
沿革
- 令和 4年
- 多可赤十字老人保健施設から分離独立して開設
介護医療院とは
「医療」及び「介護」の両方が必要とされる高齢者に対応するため、「日常的な医学管理」や「看取りやターミナルケア」等の医療機能と「生活施設」としての機能を兼ね備えた施設であり、医療が必要な要介護者に対して、「長期療養のための医療」と「日常生活上の支援」を一体的に提供する介護保険施設です。
サービス内容
日常生活に必要な医療処置・看護・介護・リハビリテーションなどを提供し、入所者の方が能力に応じて自立した日常生活を営むことを支援します。
利用対象者
要介護1~5の方であって、病院に入院するほどではないものの、例えば、喀痰吸引や経管栄養等の日常的・継続的な医学管理等の理由により、在宅や他の介護保険施設等で支えることが難しい方などが利用できます。
病院や老人保健施設との違い
介護医療院は、病院ではなく、長期療養を受けながら生活する組織ですが、医師や看護師の配置が義務付けられており、医療を提供することができます。
老人保健施設は、在宅復帰に向けたリハビリを集中的に受ける施設であり、定期的な入所期間が限られています。
設備
療養室の定員は4人以下で、パーテーションを設置するなど、入所者のプライバシー空間に配慮し、長期療養にふさわしい施設になっています。
食堂、レクリエーション、機能訓練コーナーなど、現在の老人保健施設と同じ施設を有しています。
利用料金
入所者の方の要介護度と施設のサービス内容により介護報酬錠の単位が定められています。また、居住費・食費については、施設との契約額になります。
(低所得の方は負担軽減の対象となります)
利用にあたって
・外泊や退所して自宅に帰ることもできます。
・リハビリの成果により、老健に移り、自宅退所も可能です。
・状態により、医療機関で入院治療可能です。
・医療度度合いが低く、状態が安定し、長期療養となった場合、他の介護保険施設に移っていただくことがあります。
・ターミナルの対応、看取りも行います。
入所相談・お問い合せ
入所相談
介護支援専門員、支援相談員がご相談をお受けします。
- 時間:午前9時00分~午後5時15分(月曜日~金曜日)
- 事前にご連絡を下さい。
問い合せ先
多可赤十字介護医療院
- 679-1114 兵庫県多可郡多可町中区岸上 280-19
- TEL : 0795-32-1290
- TEL : FAX : 0795-32-3262
- MAIL : kaigo-iryo@taka.jrc.or.jp